イベント概要
- 実施日:2012年6月5日
- 会場:名古屋大学東山キャンパス
- 来場者数:70名
- 参加スタッフ数:6名
金星が太陽の前を通過する現象「金星の日面通過」は、約100年おきにしか観測できない貴重な現象です。次回は105年後となる今回、NUMAPは望遠鏡や双眼鏡、シミュレーションを活用した観望会を実施しました。予定していた時間帯は空が雲に覆われてしまったものの、終了後しばらくすると一気に晴天が広がり、信じて待っていた参加者の皆さんに太陽が姿を見せてくれました。
(ブース等の詳細は後日掲載いたします)
写真
開始時間前、望遠鏡のセットアップ中です。
こちらはカメラを接続した望遠鏡のセットアップ。時々雲が切れそうになりますが、太陽の姿はほとんど見えません。
せっかく来ていただいたので、太陽-金星-地球の位置関係をシミュレートした映像を見ていただきました。
晴れた地域からの中継も見て頂きました。ちょうど金星が太陽を隠しはじめる時間帯だったので、少しずつ太陽に小さな点が入り込んでいく様子が見られました。
予定時間終了後・・・・
少しずつ空が晴れていき、今か今かと待ち望んでいた皆さんに太陽と月が顔を出してくれました! 晴れた瞬間には会場から拍手が沸き起こりました。 金星の大きさは視力1.0の人がようやく見えるくらいです。
それでも多くの方が金星の姿をはっきりと見られたのは、太陽との明るさのコントラストが非常に大きかったからだと考えられます。
太陽像を投影する望遠鏡の前で。金星は思ったより大きかったでしょうか?小さかったでしょうか? 記念写真を撮る方もいらっしゃいました! 解説をしているのは、太陽を専門に研究しているスタッフです。
フィルター付の双眼鏡でも拡大された太陽を観察していただきました。 |