金環日食観望会in名大 ~見上げよう 太陽と月のめぐり逢い~


おわび
当初「予約不要」と案内しておりましたが、参加者のみなさまの安全を考慮して先着順の予約制に変更させて頂きます。ご理解のほど、よろしくお願い致します。不適切な手法で太陽を観察することによる障害の発生件数が、全国で1万件に及ぶという試算もあります。特にお子さまの場合には影響が大きくなると予想されています。参加者のみなさまの安全を確保するための措置ですので、悪しからずご了承いただければ幸いです。

イベント概要


2012年5月21日、日本で25年ぶりに見られる金環日食。名古屋市内でも、太陽がドーナツ状に欠けて見える様子を観察することができます。
NUMAPでは名古屋大学東山キャンパスにて「金環日食観望会」を実施いたします!!

日食メガネを使った観察から太陽にまつわる研究紹介まで、さまざまな企画を用意してみなさまのご参加をお待ちしております。











 
日時:2012年5月21日(月)6:45-8:15(食の最大は7:30頃です)
    当日は直接会場にお越しください。
    途中入退出は自由です。受付は常時可能です。
場所:名古屋大学東山キャンパス内グリーンベルト(地図参照)
対象:子どもから大人まで
参加費:なし (当日のカンパにご協力ください!)
予約:必要(変更になりました!) 定員に達したため締めきりました!
予約の際に希望された方には、オリジナルの日食観察メガネを配布いたします!
定員:200名
後援:名古屋大学太陽地球環境研究所、名古屋大学博物館、名古屋大学消費生活協同組合

お問い合わせ:infoアットマークnumap.org 
(恐れ入りますが電子メールのみでの対応となります。電話での問合わせ窓口および担当者は準備しておりません。


※雨天時のイベント実施の有無についてもこのページでご連絡いたします。少雨の場合実施するコーナーもありますので、ご確認ください。
※当日はテレビ局の中継、新聞の取材等が会場内に入る可能性があります。
※予約時の希望人数分の日食観察メガネを準備しますが、市販のものを購入・持参していただいても結構です。


参加予約
5/13 02:00に規定予約数に達したため、予約を締め切りました!多数の方のご予約、ありがとうございました。
5/17、配布用メガネの追加注文は締め切りました!

参加人数の変更、参加中止の連絡はinfoアットマークnumap.orgまでお願いいたします。

(参加中止の場合でも、キャンセル料等はいただきません)


チラシは下記よりダウンロードできます(PDF)。



アクセス


名古屋大学東山キャンパス 中央図書館前広場特設会場
地下鉄名城線名古屋大学駅下車 1番出口よりすぐ
(駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください)

▲会場案内図(クリックで拡大します)

※運営スタッフも募集中です。詳しくは最下段の「スタッフ募集」をご覧ください。

名古屋大学生協日食関連グッズ販売コーナーのご紹介











Booksフロンテ 金環日食特設コーナー

名古屋大学生協のBooksフロンテでも特設コーナーを展開中です!
関連書籍には、日食メガネが付録としてついているものも多数あります。
日食の予習もできてまさに一石二鳥です!
この他天文に関連する写真集や文学作品も紹介しています。



実施企画(詳細は決定次第アップされていきます)


1)望遠鏡を利用して太陽を観察しよう!

観察用の望遠鏡を使って太陽の光を投影し、日食を観察します。
望遠鏡に取り付けた白いボードに太陽の像が鮮明に映し出されます。光の像として、日食の様子を大勢で観察しましょう!
※日光を集めるため、やけどの危険があります。スタッフの指示に従うようお願い致します。


(提供 AstroArts)


2)列島縦断日食LIVE! & シミュレーションコーナー   

※このコーナーは曇天・小雨の場合も実施いたします。

パソコンを用い、日本各地での日食のインターネット中継や、地球と月の位置関係、地球に落ちた月の影の様子をリアルタイムにシミュレーションした映像をご覧いただけます。 

▲まさにいま、太陽・地球・月がどのように並んでいるのか!?刻々と動く影、着々と変化する太陽のかたちを見比べてみましょう!


▲インターネットを利用した日食中継を放映します。日本各地で見られる今回の金環日食。時間や場所によって変わる日食の見え方を、中継で見ることができます。




3)太陽、地球、日食、そして人間。名古屋大学の研究紹介 

※このコーナーは曇天・小雨の場合も実施いたします。

太陽や日食にまつわる研究内容をポスター形式でご紹介します。 

(1)のぞいてみよう!名大の太陽研究
日々さまざまな研究活動が行われている名古屋大学では、太陽地球環境研究所を中心として、太陽と地球にまつわる研究が活発に行われています。本コーナーでは、人工衛星などを活用して近くて遠い星である太陽の活動を解き明かす研究と、太陽活動が地球に刻々ともたらす変動「宇宙天気」を扱う研究についてパネルで紹介を行います。名古屋大学で行われている研究の一端をのぞいてみましょう!

(2)日本史で日食!
日食は古代の歴史書にも忌むべき天体現象として記されています。昔の人々はどのような思いで日食を見あげ、どのようにとらえていたのでしょうか。日本史学の視点から様々な資料を用いて、みなさんにご紹介します!。

太陽研究と、歴史書からひもとく日食。「大学で見る」金環日食を、ぜひお楽しみください!!



4)世紀の奇観!?地面いっぱいの太陽!

会場の「名古屋大学グリーンベルト」は、この時期クスノキなどの樹木が葉を繁らせつつあるころです。太陽の光が葉と葉の間を通り抜けると、地面いっぱいに太陽の姿が映し出されることでしょう。風に揺れながら刻一刻と変わりゆく太陽の姿を楽しみましょう!

▲木陰では、地面いっぱいに欠けた太陽の姿が広がります。(提供 AstroArts)




5)来場者プレゼント

※このコーナーは曇天・小雨の場合も実施いたします。

協賛している名古屋大学太陽地球環境研究所の提供で、以下のポスター及び冊子をご希望の方に差し上げます。
数に限りがありますので、品切れの場合は何卒ご了承ください。

(1)文部科学省「一家に1枚」シリーズ「太陽」大判ポスター (枚数と正確な大きさは後日掲載いたします)
太陽の構造や表面での現象にはじまり、地球への影響や神話にまで迫る、見ても読んでも魅力的なポスターです。



(2)太陽地球環境研究所製作の冊子「50のなぜ」シリーズ
地域貢献特別支援事業の一環として制作された、一般向け小冊子。各テーマにまつわる「なぜ」に、わかりやすく丁寧にお答えします。太陽、宇宙線、電波、オゾン、温暖化など、さまざまなテーマのものをご用意いたします。



大事なお知らせ:目の障害を防ぐために


日食を安全にお楽しみいただくため、以下の注意事項や参考URLをご参照ください。これらの注意事項を無視した場合の障害の発症などには当方では責任を負いかねます。あらかじめご了承のうえ、十分ご注意いただきますようよろしくお願いいたします。


禁止事項の例(提供 国立天文台)
次のことはやってはいけません
肉眼で直接太陽を見る
※目が”やけど”します!
数秒でも危険です!
次のことはやってはいけません
望遠鏡や双眼鏡を使う
※レンズによって光が集まり、大変危険です

次のことはやってはいけません
下敷きやCDを使う
※赤外線など目に有害な光線をカットできません
次のことはやってはいけません
フィルムの切れ端を使う
※赤外線など目に有害な光線をカットできません

次のことはやってはいけません
すすをつけたガラス板を使う
※赤外線など目に有害な光線をカットできません
次のことはやってはいけません
サングラスやゴーグルを使う
※赤外線など目に有害な光線をカットできません
次のことはやってはいけません
日食グラスを使って望遠鏡や双眼鏡をのぞく
※ レンズによって光が集まり、  日食グラスが溶けます!


太陽を直接見ることはたいへん危険です
太陽の光は非常に強いため、日食の観察には危険が伴います。太陽をじかに見つめることや、誤った方法で観察を行うことはたいへん危険で、日食網膜症と呼ばれる目の障害につながります。日食網膜症は永続的な視力低下につながる場合もあります。
 日食の最中も含め、どんなに太陽が欠けた状態でも太陽を直接見ないようご注意ください。今回の金環日食では、日食中辺りが真っ暗になることはありません。また太陽は光が非常に強いだけでなく、 紫外線、可視光線、赤外線など目に見えない様々な種類の光線を発しています。そのため肉眼で直接太陽を見つめると、 わずかな時間であっても目を傷めてしまう危険があります。
 「まぶしいけれどなんとか見える」など、太陽を無理に見ようとすることはもちろん、上記のような道具の使用は、適切な減光が得られないことや、見た目には「まぶしくない」状態でも目に見えない有害な光線が目に入り、網膜を傷つけてしまうおそれがあることから非常に危険です。全ての種類の光線をしっかり減光する、太陽観察用の器具を使用してください。

観察用の器具を使用する際の注意
日食メガネなど専用器具を用いる際はいきなり太陽の方を見るのではなく、日食メガネを正く顔に当ててから太陽の方向を見てください。眼鏡をかけている場合は日食メガネと顔とのすき間が大きくなります。手ですき間を覆い、周囲からの光が直接目に入らないようにしてください。日食の観察の途中に日食メガネを外してはいけません。観察を終えて日食メガネを外す際は、太陽から顔をそらしてから日食メガネを外してください。
 また観察用のメガネやシートを望遠鏡・双眼鏡などと組み合わせて使うことも絶対にしてはいけません。

観察の際の注意点
観察の際は1~2分おきに目を休めるようにし、長時間太陽を見続けることは避けましょう。もし目に違和感があったり疲れを感じたりした場合は、すぐに観察を中止してください。
  雲が多い場合も注意が必要です。日食メガネの使用中に太陽が雲に隠れてしまうと、ついメガネを外して太陽を直接見てしまいがちです。この時雲が切れて太陽が出てくると、目を傷めるおそれがあり危険です。雲が多い場合には観察を中断するなど十分な注意が必要です。
 日食メガネやシートを用いる以外にも、太陽光の投影など日食を観察する方法があります。適切な観察方法を知り、安全に日食を楽しみましょう。

参考、引用URL

動画で予習!5.21金環日食


金環日食をもっともっと楽しむための動画をご紹介します。自然の生み出す偶然の神秘のダイナミックな仕組み、安全な観察法などを短い時間にまとめてあります!(提供 AstroArts)