※説明会後の時間帯ですが、説明会参加者の方で興味のある方はぜひ自主ゼミにもご参加ください! 日時:2012年4月19日18:00-18:30 江戸後期には様々な社会階級の人々が自由に参画できた物産会というものがあり、本草学にもとづいて全国各地から集められた動植物、鉱物が展示された。 明治時代には、大学南校の物産会や文科省博物局の博覧会の中心となった田中芳男、町田久成らは大英博物館のような学際的な知の探究の場としての博物館を志向。しかし、墺国博覧会事務局副総裁佐野常民が殖産興業のための博物館を志向するなど、「官」主導の博物館が設けられていった。かくして近代的な博物館が整備されて行く一方で、江戸時代の自由な学問が消えて行く事となった。 |